至福の時 ~白い雲と青く連なる 記憶~

一用事を終えての、帰りだった。

久しく、連れ立って出かけることも遠のいていた息子と、ちょっと外食していこうということになった。

駐車場に車を入れてみると、午前11時の開店まで、13~14分の待ち時間がある。

他にもお店はあったものの、小さい頃から、いったん決めると ブレない方^^。

なので、待つことに。

 

軒先のベンチで待つのは、さすがに暑い。

車内への居残りをキメた息子は、シートを倒し、かぶってきたキャップで顔を覆っている。

まだすいているパーキングの外界とは、絶海の孤島じゃないけれど、くっきり 隔離された、涼風の車内。

エアコンを止めない、ささやかな「贅沢」を感じながら、ゆっくり 運転席の背もたれを倒す。。

 

ふと 見上げると

もくもくと 白くて大きな雲が、いくつも目に飛び込んできた。

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背景の空がまた 夏の盛りらしく、白を引き立てるのに申し分のない真っ青である。

けれど、車窓のフレームが切り出して見せてくれたのは、この夏空だけでは なかった。。

 

幸福 の見つかり方

先の用事で、かなりの懸案が、明るい見通しに変ったのを感じて、息子の命がはずんでいる。

制度的に作られた場所や仕組みが、ことごとく合わなかった子に、ともかくも 「出かけて良かった」 が残った。

それは、ようやく母親業 8300日めにしての 果報。

といえば、そうなんだ けど、

つかの間、こうしてシートを並べ、何に追われることもなく、共有できる 時間をもてたこと自体が、幸せだった。

 

~何かが、変わり始めている~

ふうやは そもそも、何が(いつ・どうすると)自分を幸せにするのかを知らないまま、 生きてきたんじゃないか、とさえ思えてくる。

人って、どれくらい自覚しているものなんだろう。

 

確かなのは、

家を出る時には、こんな幸福が自分を待っていようとは、つゆ思わなかった。

しかも、こんな「簡単」な行為の 「ついで」に 訪れようなどとは、みじんも予期していなかった。。

 

空の演出^^

まで入れると、簡単とはいえなくなる、、 “天の采配” なのだけれど (笑。

 

そして「至福」は、その次にやって来た。

掴むのでも、見出すのでもなく、むっくり湧いてきた。

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安心で安全だった、子どもの頃に見上げた 夏空につづく、光景とともに -

 

そうだ。

こんな気分でいた日の 自分が、今日もやっぱり こんな気分でいる。

いろいろあったはずなのに、なにもなかったようでもある。

 

近所のお店。

いつも乗りつけている車。

その窓から、自分をこんなにも幸せにする、時空が

ひらけようとは、ゆめ思わなかった。

 

「きっと明日も」 こんな気分の、自分が むっくり待っている。

そんな、気がしてくる。。。☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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