レンコンの穴は、茎の先まで続いていた! ~ 早朝の植物園(観察会)に行ってきました~

八重

京都府立植物園が、夏場(7/18~8/16)の早朝 開園をはじめましたので、朝の習慣に、と出かけてみました。

ちょっと、そこまで~ のつもりが、写真パチパチと夢中になっているうちに、結局、「蓮観察会」の最後まで参加することになりましたので、そこで体験できて面白かったことをご紹介します。

黄

インドより多い?日本のハスの種類

まず、職員さんに質問したところでは、蓮の種類ってどれだけあるか、よく分かってないそうなのですが、日本だけでも、400種類ぐらいは、あるそうです。

私たちが、普段食用にしている蓮は、それほど太くもなく、食用に向かない蓮も多い中、食べ応えのありげなものをかけあわせ、かけあわせして、栽培向きにしてきたんだろうとのこと。

クリーム

また、意外にもインドの方が、種類もそう多くはなく、インドから来られていお客さんの話では、あったとしてもまず「観る」もので、「食べる」ものという感覚じゃないそうです。そう言われてみれば、なんか地方によっては、食べてるとこもあるって聞いたような~という感じのようです。

蓮の種類について

妙蓮寺プレート

 

黄 プレート

ちなみに、こうしたプレートは、上から、学名・品種・の順で表記されています。
ハスの種別というのは、大きく3種類あって、次のように分かれています。

ハスの分類 :

1 ハス Nelumbo nucifera  (分布 ) アジア ・ オーストラリア (基本色) 薄紅色

2 キバナハス Nelumbo Iutea (分布) 北米大陸 (基本色) 薄黄色~クリーム色

※「ハス」は、分類上「ハス科 ハス属」 の上記 2種類をさしますが、これらを混ぜて作出された次の品種があります。

3 種間交雑品種

巨椋池(京都) 由来 の ハス

請書のホン紅

あと、この植物園では、「巨椋池 由来の ハス」 というのが、大切に育てられています。

今では、失われてしまった水深2メートルばかりの淡水湖ですが、現在の伏見区・宇治市・久御山町にまたがっていて、万葉の時代よりも古くから、ハスが自生していました。遠方から、多くの詩人や文豪もきていたとのことで、[蓮見舟」に乗る人々の写真が残っています。

種の中には、長い年月を越えても、跡地の水田から発芽、成長することがあり、こうしたハスが栽培・保存されています。

意外にきつい茎のとげ・葉のロータス効果

トリミング 職員

観察に先だって、茎を触ると、痛いよ、という注意がありました。確かに、茎をよくみると、結構トゲトゲがあります。職員さんが枯れた葉をとろうとして、肌を擦りむいて帰ったりするとお風呂でギヤッというくらい、きついらしく、“深く静かに佇んでいる花” の印象がちょっと変わったりしました。

また、葉の表面は、小さな粒粒の突起の中に突起があって、その突起の中にまた突起がある・・・というような構造になっているのですが、こうなると水をはじき、ころころと転がる水滴を生み出します。これが“ロータス効果”。

ちなみに、このロータス効果、ヨーグルトのふた なんかにも応用されているとのことでした、、へぇ~。

蓮の葉のストロー

竹串の穴

面白かったのは、蓮の葉でうけたお水を、茎から、ストローのように飲めることでした。今回は、職員さんが、葉の中心に、竹串で穴をあけてくださっていましたので、下で口を開けて待っているだけでも飲めましたが、もともと開いている,ちーさな穴だと、よほど強く吸い込まないと無理みたいです。

逆に、したから強く水を吹き上げると、シャワーのように噴きあがるそうな・・!

茎の穴

それでも、ともかく、この穴はずっと下まで通っていて、レンコンの穴までつながっています。で、普通の土の中に根を伸ばしている植物だと、根の表面から酸素を取り入れられますが、水中に生えている蓮は、それができないので、こうして葉の中心まで通じた空洞を使って酸素を取り入れています。

二酸化炭素も出します。朝早く、葉の中心に水滴がたまっているような日に蓮を観察すると、小さな気泡がぷくぷくと出ていて、ガス交換しているのが分かるそうです。

細い糸

茎には、絹より細い糸が、通っています。これを寄り合わせて布を織っている人もいるそうです。

軽いハンカチーフになることでしょうね!

 

試飲蓮茶 

さて、参加しに行ったというよりは、気がついたら参加していた~!観察会でしたが、最後にちょっとハッかのような後味が残るお茶もおいしくいただいて、帰ってきました。

 

花車

というわけで、

蓮が、レンコンに 穴をあけている のは、

“先を見とおす”   ため、ではなくて

”水中で呼吸する” ため、 なのでした  ・・!!

 

 

 

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